10月14日(金)第4回ピアワークミーティング報告

10月14日(金)18時30分~北新地事務所にて、
今年度4回目のミーティングが開催されました。
総勢14名の参加となりました。
今回のテーマは、『職場の人間関係~メンターを探せ!~』です。



第1回ミーティング『ビジネスマナーって何?』で、
「ビジネスマナーを無理に身に付けても、仕事上のコミュニケーションには生かしにくい。
やはり職場の中で「相談できる人が必要」という話になりました。
その「相談相手になり、味方になってくれる人」が
今回のキーワードである「メンター」なのです。
では、「メンター」の定義とは何なのでしょうか?



「メンター」とは:
「優れた指導者、助言者、師匠、教育者、後見人、信頼のおける相談相手」のことです。
この「メンター」を探すために、以下の事について話し合いました。

1.メンターになって欲しい人とは?

・このままの自分を否定せずに受け入れてくれる人
・疲れない(にくい)相手・大事なのは、お互いに信用できる関係であること
当事者が「この人だったら言う事を聞ける」と感じられる人
・感覚的・直感的なものがとても重要
・長所を認めて、短所をフォローしてくれる人

2.「自分に正直でいる」ということ

・メンターは、「自分で決める・選ぶ」ということが非常に重要。
・自分で決めるためには、「自分に正直でいられること」がとても大事。
・「自分に正直」=「自分の特性を隠したり、取り繕ったりしない」でいられる、相手・場所を見つけよう。

3.どう探すか!
①観察する
・「自分がどう思われているか」という目で見ない。
・職場のキーマンを見つけて、自分に対してどう話すかを見る。
②誰が自分にとって楽か?
・一緒に居て安心できる人
・回りの人を「敵・味方」に分けず、1人だけに絞らない。依存しない。
・メンターは沢山いる。
③聞いてもらう・言わないと分かってもらえない。
・「この人楽だな」と思える人からアプローチしていき、
コミュニケーションをレベルアップしていく。
・時と場所を見極めて、自分の特性をカミングアウトする。

4.アドボケーターも必要
・コミュニケーションが苦手で、特性のカミングアウトや、
どうして欲しいかを言い辛いタイプの人の場合、
人の代弁・弁護をする人(アドボケーター)が必要。
・できないのにできる振りをしたりせず
「ありのままの自分でいる」=「自分に正直でいる」と助けてくれる人が出てくる。
・意識して「そのままでいる」ことで、自分の味方になってくれる
アドボケーターのサポートが得られ、職場で能力を発揮していけるのではないか。

5.ピアサポーターとメンター・アドボケーターについて
・大企業のメンター制度では、実務的な部分ではなく「気持ち」の部分を
支えることに主眼を置いている。
・当事者だからこそ、相手の困っている事が分かる。自分の通ってきた道だから分かる。
その意味で、社会人ピアワークサポーターは、メンター・アドボケーターになる事が可能。
職場でメンターの役割ができるピアサポーターをたくさん育成すれば、
いい会社、生きやすい社会になる。

6.まとめ:メンターの探し方のポイント
・コミュニケーションしやすい人を見つけていくことで、突破口が開ける。
・楽だと思える人に自分のやり方で伝えてみる、ということが第1歩になる。

以上、いつもながら、和やかな中にも真剣な、多岐に亘る議論が展開されました。
参加者の皆さん、有難う御座いました。
みんなでメンターを見つけましょう!メンターになりましょう!

 

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