8月26日(金)18時30分からエルおおさか三階の交流プラザにて、今年度第二回目のセミナーが開催されました。

さて、今回のテーマは「NPOで働く」
講師には実際、NPO法人北摂こども文化協会で専務理事として働かれている島田大作さんに、難しいテーマながらも軽快なトークにジョークも交えながら、
1.私の仕事歴
2.NPOとは?
3.働くとは?
を主なポイントにお話して頂きました。
1.私の仕事歴
島田さんの高校時代始めたアルバイトから今までの職歴に関する話からスタート。
様々な仕事を、「金」→「志」→「能力」→「??」の流れで分割し、その時一体何を目的や目標に働いていたかを語って頂きました。
2.NPOとは?
・非営利組織、だが職員は給料を普通にもらえる。非営利とは、余剰金を再分配しない事。
・作った組織は継続していくのが前提でものは進んでいる。
・政府や自治体、企業がやらない隙間の領域を埋めるのがNPO
・法律上、NPOの活動分野は17項目ある。が何個該当してもいい=極端に言えば何をやってもいい。
・今この世の中にこれが必要だと思ったら、それをやってもいい。
NPO(Non Profit Organaizationの略)とは非営利組織です。非営利組織と聞くとボランティアの人しかいないイメージですが、職員は給料をきちんと受け取っており、非営利とは余剰金を再分配する仕組みがないという意味。活動分野は広く、世の中に必要だと思う事を見つけて自由にできるのがNPOです。その活動範囲は行政や企業がやらないorやれない事、でも必要な事の隙間だと島田さんは言います。しかし、今の世の中、その隙間は広がり、NPOが活動する範囲が広くなってきているのだそうです。そうした自由や今の世間を語る一方で、組織は一度作った以上継続を前提にするべきだ、という責任についても語られました。
3.働くとは?
・働くとは、生計を立てることだけに限定した事ではない。
・誰かのためになる仕事を見つけて、額に汗する事が働くという事かと、ボランティアの人々を見て思う。(Good JOB ,but no pay.)
・働く事に見出す価値は、人によって随分変わる。
・自分が自分であっていい。
このフェーズでは働くという価値観についてのお話でした。働くとはなにも生計を立てる、あるいは貨幣価値に限定した事で決してありません。誰かのためになる仕事を無償で、額に汗する事も働く事の一つです。ものすごくいい仕事でも無償でやっている事はいっぱいあり、それを島田さんはGood Job, but no pay と表現されます。また働く事に対する価値観、それを何に見出すかは人それぞれです。NPOで仕事をするという事は、その価値と仕事の重きを自分で見出し、それに向かって進んでいく事だそうです。そして最後に、NPOで働く事は制限がない分自分が自分でいられるという事、今の時代は自分が自分であっていいという事が難しい時代であると仰られました。
「今日のまとめ」
島田さんのお話のあと、当会代表広野ゆいと島田さんの座談会を設けました。
そのやりとりでは、お仕事に対するモチベーションがお金だけではないことや、経験を重ねることで今の自分があるといったお話しがありました。
様々なお仕事を経験されてきた島田さん。学生時代のボランティア活動から文化活動専従職員、それとは極端に違った世界での営業職等々。様々なお仕事を経験してきたからこそ、現在の仕事に対するセンスやバランス感覚が培われてきたそうです。
また、働くモチベーションとして島田さんの場合は「子どもが好き」がポイントになっているのではという広野の話から、自分の「好きポイント」を見つけることも大事、
そして、自分ではなかなか見つけにくい「好きポイント」は、動いていると周囲から気づかせてもらえるチャンスが増えると仰られていました。仕事を考える上で「好きかも」「興味あるかも」と思えることを見つけることは、仕事に対するやりがいを見出しやすくするのではないでしょうか。その意味では、ボランティア活動やその他いろいろな活動に参加する、まずは、動いてみるということが最初の一歩なのかもしれません。
今回はNPOで働くという少し難しいイメージのあるセミナーでしたが、時折笑いを挟みつつ貴重な現場の経験について語られたので大変聞きやすく、終始みなさん笑ったりしながらも真剣に聞かれていました。
ご参加いただいたみなさん、アンケートのご協力ありがとうございました!!
8月26日(金)第2回ピアワークサポーターズセミナー報告
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