8月28日(土)、芦屋市民センターの和室にて第2回目のピアワークサポーターズセミナーを行いました。
今回のセミナーは、整理・収納アドバイザーの森下真紀氏、当事業代表の広野ゆい氏をお迎えし、「お片付けセミナー・ダイジェスト版」としてお送りしました。「片付け」をモノと心の関係として捉え理論と実践を兼ね備えた内容となっています。
理論編
コラージュでは、モノと心の関係を画用紙と雑誌の切り抜きを使用し表現するといったワークが紹介されました。
好きな切り抜きを選べないなど、感じることが難しい状態にあるときは判断がつかず、そういう状態の時に片付けはしない方がいいなどのお話がありました。
また、片付けスケジュールでは、3年後の「自分」をイメージするワークとしてスライドを見ながらこれからの自分、これまでの自分、今の自分の状態を知る、見通しをつけて生きていくなど「自分」を見つめるということにポイントを置いたお話でした。
人生の課題(simplify your life)では、モノのバラバラさの上にいろんな問題が隠されているという、モノと問題と自分の関係がスライド上でわかりやすく紹介されました。自分をあてはめて考えてみるのにはわかりやすい材料だと思います。
実践編
ポイントは「減らす、分ける、納める」
1、前回の紹介から(三角形、五角形の箱を使用した収納)
2、実践:カバンを整理する。
参加者の中から三名の方にお手伝いいただき、カバンの中のものを、必要なもの、不必要なもの、迷うものシートに分別し整理していただきました。
それぞれにタイプが異なり、とても盛り上がったワークとなりました。終わった後はカバンが軽くなったとお話しされていました。
3、before、afterの紹介
お二人の方にお家の片付け例を発表していただきました。
スケジュールを立てて、頭と心の準備をされたうえで取り組まれたようです。
片付けを始める時のスケジュール立ては、自分の頭の中を整理するためにも必要なものだと思います。
そして、無理をしない!!片付ける場所を視覚的に限定しそこに重点をおいてやる!など、具体的な方法が提示されていたと思います。
一度、みなさんも試してみてはいかがでしょうか?
お手伝い下さったみなさんご協力ありがとうございました!!
4、ぴあさぽ事務所の工夫
事務所では、時間・スケジュール管理のツールとして、カレンダーにイベントを色分けして記入するといったことや物の置き場所をラベリングして管理するようにしています。
そんな工夫が活き事務所内はいつもきれいに保たれています!!
理論編まとめ
・自分で自分の片付けられる範囲を知る
・「片付け」をする上で大事なことはやりすぎない!できるとこまでにする。
・頭と心と体の感覚バランスが片寄る特性があるということを知る
・今の自分を見つめる、どうありたいのか?
・目的をもって綺麗にする
・視覚的に限定して片付ける
・気になる点と片付けるとよい場所の関係
人間関係―玄関、入り口
頭の中の整理―リビング
食生活―キッチン
経済的問題―床に物を置かない
ダイエット―タンス、クローゼット
心の安定―寝室
【アンケートより感想】 (参加者16名)
・コラージュが片付けにつながっていることにびっくりしました
・片付け=デザインになるほどと思った
・見通しを持つことの大切さを感じた
・片付けについてだけではなく心の状態についてもわかった
・わかりやすくまとまっていた
・実際にかばんを開けてみて意外と短時間で要・不要を決められたのでびっくりした
・コラージュに大変興味をもった
・モノの上には様々な問題がのっていることが発見できた
一口に「片付け」といっても、そこには頭と心の動きが大きく影響すること、また、その上にはモノと問題と自分の関係が隠されていることなど「片付け」を通して見えてくるものをじっくり考える機会になりました。ご参加いただいたみなさんには、中身の濃いセミナーでご満足いただけたのではないかと思っています。
映像と音声の方もアップされています。ご参加いただけなかった方にとっても学びの機会になればと思います。また、今回掲載している写真は、ピアワークサポーターのあわじんさんに撮影をお願いいたしました。あわじんさん、ご協力ありがとうございました!!
さて、次回のセミナーは、9月24日(金)「好きなことを仕事するには!!」と題し講師にスウィッチグラフィ代表の荒木邦人さんをお招きして開催します。皆様のご参加お待ち致しております!!
2010年8月28日(土)ピアワークサポーターズセミナー報告
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